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🎨内装塗装工事 ― 空間を“色と質感”でデザインする技

皆さんこんにちは!

 

東京都杉並区を拠点に内装仕上工事、軽鉄ボード・間仕切り一式を行っている

有限会社ネオス、更新担当の富山です。

 

 

 

🎨内装塗装工事 ― 空間を“色と質感”でデザインする技

 

 

 

内装塗装工事は、建物の内部空間を美しく・快適に・長く保つための仕上げ工程です。
壁や天井、建具、柱、家具、造作部分など、あらゆる内装面を塗装し、
空間全体の雰囲気を作り出すのがこの工事の大きな役割です。

単に「色を塗る」作業ではなく、室内の印象・光の反射・質感の調和までをコントロールする――
まさに“空間演出の最前線”といえる仕事です。


🏠内装塗装の目的 ― デザイン性と保護機能の両立

 

  1. デザイン・雰囲気づくり
     壁や天井の色・艶・質感によって、室内の印象は劇的に変化します。
     白系で明るく開放的に、マットなグレーで落ち着いた印象に、
     光沢のある仕上げで高級感を演出することも可能です。

  2. 保護・メンテナンス性
     塗装によって下地を守り、汚れや湿気、日焼けなどから保護します。
     クロス(壁紙)と違い、劣化しても部分補修がしやすいのも利点です。

  3. 衛生・環境対応
     近年は抗菌・防カビ塗料消臭機能付き塗料も登場し、
     病院や保育園、飲食店など衛生管理が求められる施設にも採用されています。


🖌️仕上がりを決める ― 下地処理の丁寧さが命

 

内装塗装の仕上がりは、**塗料を塗る前の準備(下地処理)**でほぼ決まります。

  1. ケレン・パテ処理
     壁の凹凸や小さなキズを丁寧に補修し、塗料が滑らかにのるよう整えます。
     この工程を省くと、光が当たった時にムラや影が出てしまいます。

  2. 養生(マスキング)
     床や窓枠など、塗料がついてはいけない部分を丁寧に保護します。
     現場では「養生の丁寧さが職人の腕」と言われるほど、仕上がりを左右します。

  3. 下塗り・中塗り・上塗り
     3層構造で塗膜を形成し、色ムラを防ぎながら美しい艶を出します。
     下塗りで吸い込みを防ぎ、中塗りで厚みを作り、上塗りで表面を均一に整えます。


🎨塗料の種類と特徴 ― 室内環境に合わせた選択がポイント

 

内装用塗料は、デザイン性だけでなく「人と環境へのやさしさ」も重視されます。

塗料の種類 特徴 主な用途
水性塗料 匂いが少なく安全性が高い 住宅・学校・オフィス
油性塗料 耐久性と光沢感に優れる 店舗・商業施設
アクリル塗料 発色が良くコスパに優れる 天井・間仕切り
シリコン塗料 防汚性・耐久性が高い 長期間メンテ不要な空間
漆喰・珪藻土系塗料 調湿・消臭効果あり 自然派リノベーション住宅

最近では、VOC(揮発性有機化合物)を抑えたエコ塗料が主流。
安全で健康的な空間づくりが求められる現代のニーズに応えています。


🌈色と光の関係 ― 心理的な効果もデザインの一部

 

色は人の感情に直接作用します。
そのため、空間の目的に応じて色選びを行うことも重要です。

  • 白・アイボリー:清潔感と開放感を演出(リビング・クリニックなど)

  • グレー・ベージュ:落ち着いた雰囲気(寝室・オフィスなど)

  • ブルー・グリーン系:集中力・安心感を与える(書斎・学習スペース)

  • オレンジ・レッド系:活気や暖かさを演出(飲食店・エントランスなど)

照明の色味(昼白色・電球色)によっても、見え方が変わるため、
施工前にサンプル塗りで確認することがプロの基本です。


👷‍♂️内装塗装の現場 ― 職人の感覚が生む“ムラのない美”

 

内装塗装の現場では、ローラー・刷毛・吹き付けなど多様な施工方法が使い分けられます。
例えば、ローラー仕上げは柔らかい風合い、吹き付け仕上げは均一なマット感、
刷毛仕上げは手仕事ならではの温かみを生み出します。

熟練の職人は、光の入り方や湿度まで読み取りながら塗膜の厚さを微調整します。
その感覚の積み重ねが、「どの角度から見てもムラのない仕上がり」を実現するのです。


💡クロス(壁紙)との違い ― “塗装だからできる自由度”

 

内装塗装は、壁紙クロスにはない質感と表情の豊かさがあります。
塗り替えや補修も容易で、長期的なコストパフォーマンスも高いのが特徴です。

また、店舗やオフィスでは企業カラーを表現するため、
ブランドイメージに合わせた特注カラーのオーダー塗装も増えています。


🧱メンテナンスと長持ちのコツ

 

  • 汚れた部分は水拭きよりも乾いた布で軽く拭く

  • 傷や剥がれが出た場合は部分補修が可能

  • 定期的な再塗装で10〜15年の美観維持が可能

塗装面は呼吸するように空気と湿気を調整しており、
湿度の高い日本の室内環境にも非常に適しています。


🖼️まとめ ― “色”が空間に命を吹き込む

 

内装塗装工事は、建物の内部空間に色・質感・生命感を与える仕事です。
そこに暮らす人・働く人・訪れる人――すべてが心地よく感じる空間を生み出すために、
職人は素材と向き合い、筆一本で空気感までもデザインします。

  • 見た目だけでなく、快適さ・衛生面も支える

  • 環境と健康に配慮した最新塗料を採用

  • 職人の感覚が、空間の質を決める

内装塗装は“仕上げ”でありながら、
実は空間デザインの始まりでもあります。


それは、日々の暮らしに「色で心地よさを添える」――そんな繊細で奥深い仕事なのです。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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